中国情報局
中国情勢24
中国情勢24
  ホーム > ニュース > 総合 >
中国ビジネスリサーチ
中国情勢・報道特集
中国総合データ
基本概況
経済資料
CNSPHOTO写真

この記事に対して掲示板にてコメント付けたり書き込みすることができます。

この記事にコメント付けたりして友人に送ることできます。転送先のメールアドレスを半角英数字で正しく入力してください。

中国版PHS「小霊通」北京への進出を図る
発信:2003/02/19(水) 12:30:00

  『中新網』19日付報道によれば、「中国電信業の奇跡」ともいわれる「小霊通」(PHS方式を採用したワイヤレス・ローカル・ループシステム)はすでに中国全土20以上の省の300以上の都市で普及しているが、中国網通(チャイナネットコム)系の北京通信では、北京でのサービス開始を視野に、北京市郊外に「小霊通」設備を設置したという。

  「小霊通」は依然正式に移動体通信業務が認められていない中国電信(チャイナテレコム)と中国網通が提供するものだが、政府の情報産業部には、北京と上海は同業務の禁止エリアに指定されていた。そのため、今回の北京通信による設備設置もこのタブーに触れるものであって、情報産業部はもちろん、通信キャリアもコメントを控えている。

  北京の現地メディアによれば、「小霊通」の北京市場参入は今年の3月になるという。中国網通ではそのための設備やインフラなどの準備は基本的に全て整えてあるという。また消息筋によれば、北京通信は中国最大の「小霊通」設備メーカーであるUTスターコムから大量の設備を購入しているという。

  「小霊通」と、中国移動(チャイナモバイル)や中国聯通(チャイナユニコム)が提供する携帯電話の最大の違いは、前者が移動体通信に関する交換ネットワークを必要とせずに、既存の固定電話交換ネットワークを利用できること。中国のユーザーにとっても、携帯電話と同じ感覚で、しかもそれよりもカバー領域の広いサービスを受けられるということでも注目されている。

  また「小霊通」端末が放射する電磁派が通常携帯電話のわずか1%であり、電力消費的にも連続待受時間は800時間で、平均して半月に1回充電すればすむといわれている。ユーザーのニーズは非常に根強いが、情報産業部としては、移動体通信業務における戦略上の判断として、北京と上海におけるサービス提供を禁じている。

  業界関係者は、「小霊通」が北京で開通するかどうかは情報産業部の権威にかかっている、という。情報産業部ではもともと段階的に同業務を開放していき、次の段階としては、「北京、上海、天津(テンシン)、広州(こうしゅう)」に禁止範囲を縮小していきたい考えだったが、いきなりその牙城が崩されようとしている。「市場ニーズを考えれば、情報産業部の『撤退』、つまり当初予定を変えての北京でのサービス開始もありえないことではない」としている。

(有田直矢)


ニュース検索:  オプション

掲示板掲示板
mailto:

2003年02月19日の全記事はこちら >>> 印刷イメージ*

  中情プロフィール 免責事項 広告出稿 アクセス統計 中情指南  
  Since:1998.6.4 Copyright Searchina Co., Ltd. All Rights Reserved.