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中国:悪質粉ミルクで多数の赤ちゃんが犠牲に
   発信:2004/04/20(火) 00:50:01
  安徽省阜陽市では、2003年4月から10月にかけて悪質な粉ミルクを飲んだ多数の赤ちゃんが発病、死亡するという事件が相次いだ。中国各メディアが報じた。

  同市の農村では、出産時は健康だった赤ちゃんが、突然、体の変形や脳の肥大などの症状を起こすという出来事が続いた。市内の病院では同様の症状が連続して発生することに不審を抱き、調査を行なったところ、赤ちゃんが毎日口にする粉ミルクに原因があることを突き止めた。

  同市の疾病コントロールセンターもまた、各家庭及び市場で売られている粉ミルクを対象にしたサンプル調査を開始。全体の6割を占めるおよそ50種類が不合格商品という事実が発覚した。さらに、赤ちゃんの発育に不可欠な蛋白質が97%の粉ミルクで極端に不足していたことも判明した。

  蛋白質が極端に不足した赤ちゃんは、栄養不足から免疫力の低下、顔や頭部の肥大、ひどい皮膚荒れなどさまざまな合併症を引き起こす。さらに症状が悪化すると、呼吸困難から死に至るという。

  こうした悪質の粉ミルクは市場に多数出回っているが、同市も流通を取り締まることができず野放し状態になっている。悪質の粉ミルクは同省だけでなく、山東(さんとん)省、河南(かなん)省、河北(かほく)省など全国各地に被害が及んでいる。

  悪質粉ミルクにより幼い赤ちゃんを失った両親は、同市の裁判所に提訴し、賠償金の支払いを求めている。しかし、事件は同市だけでなく、全国各地に波及しており、効果的な解決策を見出すことができないというのが現状。なお、現在までに、この粉ミルクによる被害を受けた赤ちゃんは100人以上、死に至ったものは60人近くに及ぶとみられている。(編集担当:田村まどか)

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安徽省阜陽市では、2003年4月から10月にかけて悪質な粉ミルクを飲んだ多数の赤ちゃんが発病、死亡するという事件が相次いだ。