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中国:初のSMS小説『城外』の版権が18万元
発信:2004/08/06(金) 10:45:51
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中国で初めてとなる携帯電話向けSMS(ショート・メッセージ・サービス)用の連載小説『城外』の版権が、18万元で購入された。18万元は日本円にして約234万円。小説の版権としては破格で、中国におけるSMS人気が反映された結果。4日付で北京現代商報が伝えた。
作者である広東(かんとん)省文学院の契約作家である千夫長氏によると、『城外』は各章70文字で、60章4200文字からなる短編小説。文章は、一文字たりとも改めることができないほど練り上げられて凝縮されており、4200文字の1文字1文字がまさに値千金といったところ。
千氏によると、『城外』は、銭鐘書の『囲城』を踏まえた作品。『囲城』は結婚を鳥籠に喩え、外の鳥は入りたがるが、中の鳥は外界に憧れる、といった内容が描かれている。『城外』は、結婚という囲いから飛び出し、道徳も法律も及ばない「都市」の外で展開される不倫の恋を描いている。
『城外』は、SMSの定期購読を通じて配信されるほか、携帯電話からアクセスできるインターネット上で公開、また携帯電話を通して朗読を聞くなどの方法で楽しめる。これらのサービスは、版権を買い取った華友世紀通訊有限公司により提供される。
千氏は、SMSで手軽に送信し合える笑い話などどは一線を画す純文学作品だと強調、できばえに自信をみせている。(編集担当:中村彩)
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