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  • 証監会:「国九条」遵守、中小株主保護に法整備
    発信:2004/09/27(月) 09:00:29

      国有企業グループ、最終的には国など大株主が市場の中小株主の権益を侵害し、このことが株式市場への信頼を喪失させている問題について、中国証券監督管理委員会(CSRC、証監会)は「社会公衆株株主の合法的権益の保護を強化することに関する若干の規定」草案のパブリックコメントの収集を26日に開始した。

      業界では、これは、9月13日に温家宝・首相が主催した国務院常務会議で確認された今年1月31日発表の「資本市場の改革開放と安定的な発展推進に関する若干の意見」、いわゆる「国九条(9条意見)」の徹底という方針に基づいて行なわれるもの、とされ、市場では期待が高まっている。

      この草案では、上場会社が新株を発行したり、割当増資を実施したり、さらには転換社債、傘下企業の海外における分割上場など重大な事項に関して、全株主ではなく、流通株主の半数以上の同意を得てから実施されなければならないなどを規定している。

      上場会社が開催する株主総会は、流通株主のために、会場を設けてリアル形式で実施されるのはもちろん、インターネットによるバーチャル形式も導入しなければならないこと、それによって、流通株主の議決権を確保することも求めている。

      現在、CSRCが進めている「強制的配当(配当実施できるだけの利益を計上しながら、配当を行なわない企業が増えていることについて防止していく方針)」についても、触れ、親会社による上場会社資金の不当占有についても禁止している。

      パブリックコメントの収集は9月27日から10月15日まで行われる。その後、CSRCでは適時修正を施して、正式に公布、施行される予定。これを通じて、流通と非流通に分けて考えられていた中国独特の株式構造の是正の第一歩にしたい考え。

      3分の1の流通株と3分の2の非流通株という関係上、最終的に国に代表される非流通株の権力が圧倒的に強く、市場で実際に取り引きを行なう中小の流通株主の権益侵害が深刻化していた。そのため、CSRCの今回の動きは、市場は全般的に歓迎することが予想される。

      一方で、流通株主の権益強化は非流通株主の相対的な権力低減をもたらす。非流通株の実質的な運営者としての国有資産監督管理委員会(国資委)は、「流通・非流通、いずれも平等」などを主張、CSRCのやり方に反発しているとも報じられている。(編集担当:鈴木義純)

    ■関連特集
    中国の証券当局CSRC、国際化の中の「証監会」


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