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世界初の試み、遺伝子組み替え稲の商業栽培へ
発信:2004/12/03(金) 08:10:00
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12月1日、中国農業部生物委員会が主催する「遺伝子組み替え稲の商業生産に関する会議」が閉幕。中国が、世界で初めてとなる遺伝子組み替え稲の商業栽培を実施する国になるかが、話題を呼んでいる。2日付で第一財経日報が伝えた。
会議では、害虫に強い品種2種と白葉枯病に強い品種、その他の植物病に強い品種を含む4種類の遺伝子組み替え稲が商業栽培のサンプルとして提示された。
中国では、遺伝子組み替え綿花、トマトなどが商業栽培の認可を得ているが、これらの作物は国外でもすでに先例がある。しかし、遺伝子組み替え稲は世界で初めての試みとなる。
害虫に強い品種の「生みの親」である中国科学院遺伝・発展生物学研究所生物技術専門家の朱禎・教授は、「中国の約13億人が米を主食としており、遺伝子組み替え稲が普及すれば、中国にとっても大きな利益をもたらす」と語る。
また、朱・教授は、懸念されている遺伝子組み替え稲の安全性に関して、「6年間にわたる試験栽培で、その安全性は証明されている」と断言。
一方で、遺伝子組み替え稲の商業栽培に対する反対意見も多い。ある団体は、「これまでの科学的根拠からも、遺伝子組み替え稲が人の健康、環境に与える悪影響は証明されている。十分な研究を経ずに、市場に投入することはあまりにも無責任だ」としている。
さらに、米国の専門家も、「稲は、年齢に関係なく食されるもの。食生活の中でも非常に重要な位置を占めている」として、遺伝子組み替え稲問題について、慎重な姿勢を見せている。
なお、農業部遺伝子組み替え安全管理事務局でも、会議の最終決定を明確にしていない。(編集担当:田村まどか)
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