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肺結核:患者総数450万人、毎年145万人発症
発信:2005/03/23(水) 20:30:26
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中国衛生部は、3月24日の世界結核デーを期に、中国では始めてとなる「結核病予防に関する社会評価」調査結果を発表した。23日付で中国青年報が伝えた。
それによると、中国では半数近くの人が結核菌に感染したことがあり、現在の肺結核患者は450万人程度。新規発症者は毎年145万人程度増加している。
中国では、対策として肺結核の無料診断治療を行い、痰検査や胸部X線写真、抗結核剤投与なども無料で実施している。しかし、一般国民が感染ルートや完治可能であるといったことをよく知らず、さらに予防機関や無料診断治療制度に関する知識も行き渡っていない。
メディアによる知識の普及も進んでおらず、さらに結核病患者に対する差別意識も根強いことが、問題を複雑にしている。
その結果、患者の20−30%が早期認定を受けられないでいることが明らかになった。国による無料診断治療制度が知られていないため、約4割の患者が5回以上診療を受けてから結核と認定されているためだ。再診回数が多いことや治療方法が不規則であることが、患者の医療負担を重くしている。
衛生部はこれまで、地方財政によるバックアップが十分でなかったこと、予防のための予算が少ないこと、DOTS(直接監視下短期化学療法)が普及していないことことを問題視。23日に、農村部の病院に対し「肺結核報告褒賞」と「監督管理費」を制定した。具体的な金額は各省の衛生部、財政部が定め、中央財政と地方財政で負担することになる。
なお、日本の健康局結核感染症課によると、日本での結核感染はこのところ減少している。2003年の結核登録者数は前年比5763人減の7万7211人となっている。死亡者数は2336人だった。(編集担当:齋藤浩一)
■関連ニュース ・衛生部:中国の伝染病、死亡者数第1位は狂犬病(2005/01/13)
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