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    東京港:10年間で中国産たまねぎ輸入が激増
    発信:2005/04/04(月) 17:02:56

      東京税関が、毎月発表している「特集・物流動向調査」の一環として、2004年の東京港等管内における生鮮・冷蔵野菜の輸入状況を明らかにした。東京港で輸入している野菜のうち、中国産が全体の8割近くを占めた。

      04年の東京港の生鮮・冷蔵野菜の輸入量は前年比31.8%増の約19万8000トンと過去最高。価額では前年比5.4%増の139億円だった。

      1キログラムあたりの東京港における通関単価は2000年には82円だったが、04年には71円に下落。成田空港等を含めた東京税関管内全域でも、2000年の94.9円から04年には86.7円となるなど、輸入野菜の単価は、このところ下落が続いている。

      また、1994年には輸入量の上位3位だった「たまねぎ」「ブロッコリー」「かぼちゃ」だけで全体の9割近くを占めていたのに対し、04年には輸入量第1位の「たまねぎ」が32.5%、第2位の「ねぎ」が11.9%、以下は「ブロッコリー」「にんじん・かぶ」「キャベツ・はくさい等」がそれぞれ8−9%を占めるなど、品目の多様化が進行している。

      輸入国としては中国が第1位で78.4%。第2位から第5位までは、米国の10.5%、台湾の3.3%、メキシコの2.9%、ニュージーランドの2.2%となっている。

      1994年の輸入国シェア第1位は米国の75.8%で、中国は第4位の4.2%だった。この10年間で輸入野菜に占める中国産のシェアが大きく伸びてきたことが分かる。

      中国からの輸入量は01年には前年比24.2%増、02年には残留農薬の問題等で前年比23.4%減となったが、03年には63.5%増、04年には44.8%増となっている。

      特に「たまねぎ」に関して、1994年の「中国産たまねぎ」の輸入量は186トンだったが、04年には5万6555トンにまで激増。逆に「米国産たまねぎ」は94年の4万3643トンから、04年には3974トンとなり、10分の1以下に減少している。

      ただし「ブロッコリー」では、04年においても中国産の輸入量が4613トンだったのに対し、米国産が1万4320トンでシェアも68.8%と、中国産等を圧倒している。(編集担当:如月隼人)

    ■関連特集
    「三農」問題:中国の農業改革は成功するか


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