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質検総局:ビール・ホルムアルデヒド問題で安全宣言

経済ニュースY! 2005/07/17(日) 07:46
  国家品質監督検験検疫総局(AQSIQ、質検総局)は15日午後、中国国内で販売されているビールを抽出検査した結果、「ホルムアルデヒドの含有量は少なく、飲用に問題はない」と発表した。このところ中国では、一部のメディアが、「中国製ビールの95%に人体に有害な化学物質であるホルムアルデヒドを添加している」と報道したことが、メディア、ビールメーカー、消費者などの間で波紋を呼んでいた。

  質検総局は、国内メーカー136社の生産するビール221種を検査。その中で、「ブランドビール」とされる「青島」「燕京」「雪花」「真江」「哈爾浜」「金龍泉」「金威」「金星」8社の製品23種に関しては、ホルムアルデヒドの濃度が1リットル当たり0.10―0.56ミリグラム、その他のメーカーのビール134種に関しては、1リットル当たり0.9ミリグラム未満だったと発表。

  また、64種の輸入ビールから検出されたホルムアルデヒドの濃度は0.10―0.61ミリグラムだったと発表した。

  質検総局は「すべてのサンプルは、中国の『発酵酒衛生標準』及び、飲料水に含まれるのホルムアルデヒドの量を1リットル当り0.9ミリグラム以下と定めた世界保健機構(WHO)の基準を満たしており、消費者は安心してビールを飲むことができる。また、中国のブランドビールは輸入ビールと同等の品質を持っていることが判明した」と宣言した。

  さらに「メディアが食品の安全に対して関心を持つことは歓迎するが、国内法規や国際的な基準、さらに食品安全に関する常識をよく理解し、客観的、科学的、正確さという原則を踏まえてほしい。悪意をもって煽(あお)り立てたりすることをやめ、中国の食品に対する国際的なイメージや、国民経済の安全や社会の安定、さらに広範な消費者の利益に役立つようにしてほしい」と、メデイィアの報道姿勢に注文をつけた。

  なおホルムアルデヒドは強い毒性を持つ物質で、シックハウス症候群などの原因物質の一つだとされている。ただし、天然にも存在するため、人為的な添加を行なっていなくても、食品等から微量のホルムアルデヒドが検出されるケースもある。

  中国は2002年から04年まで3年連続でビール生産量が世界第1位。また、年間輸出額は7600万ドルに達している。(編集担当:如月隼人))

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