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心の中の強さと優しさが女性をキレイにしていく:黄奕

コラム2007/02/21(水) 11:04
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心の中にある強さとやさしさが女性をキレイにしていくと思います。――黄 奕

中国で大人気の時代劇『還珠格格』の3代目「小燕子」役で、一躍人気女優となった黄奕(ホアン・イー)。一方で、主演ドラマが日本で放送されたり、資生堂の中国専用ブランド『URARA』のイメージキャラクターを務めたりと、何かと日本とも縁があるということで今月は、連続ドラマ『家』のクランクイン記者会見へ出席した彼女に特別にお話を伺った。

黄奕(ホアン・イー)プロフィール:上海出身。中国台湾の連続ドラマ「上錯轎花嫁対郎」でデビュー。2002年に時代劇「還珠格格III」で、主演の『小燕子』役に抜擢され、中華圏を代表する人気女優となった。日本進出にも積極的で、2005年の「後天美女」に続き、1940年代のミス上海の数奇な運命を描いた「長恨歌(TV版)」がNHKでオンエアされることに。その他代表作に、「臥虎蔵龍(グリーンデスティニー)TV版」など。


はじめまして。今回主演されるドラマについてお聞かせいただけますか?

巴金の小説『家・春・秋』、通称『激流三部曲』のドラマ化作品で、今回クランクインするのは『家』の部分。20世紀前半の中国を舞台に、覚新、瑞〓、梅芬、鳴鳳という4人の男女の悲恋を描いています。(〓は王偏に玉)


本編ではどのような役を演じていますか?

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私が演じるのは、瑞〓という女性で、温厚で善良なのですが、努力の甲斐なく愛人の地位から抜け出せない悲運の女性です。彼女はとても芯が強くて、相手が浮気していても、どれだけひどく扱われても不満ひとつ言わない女性なんですよ。私が男性だったら、こんな奥さん欲しい(笑)。


芯の強い女性を演じているといえば、あなた主演のドラマが、日本のCSチャンネルで放送されていました。美容整形をテーマにした『後天美女』です。『華流』のさきがけとして紹介されていましたよ。

『後天美女』ですか!数年前の作品ですけど、日本でも放送されていたんですね(笑)。なんだかうれしいな。


その中で、あなたが演じたのは田舎から上海に出てきた田舎娘「阿美」。幼馴じみに振られて、美容整形を決意。「後天美女=整形美女」として生まれ変わりました。

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きれいになりたいというのは、全ての女の子が望んでいること。そして、女性の美しさは、その人の内面から出てくるもの。ハートの部分で自信を持っていれば、それが外見にも表れるはず。それはドラマの中の「阿美」も同じ。整形ではなく、心の強さとやさしさが彼女をきれいにしていった。


あなたにとって美しさを保つのに大切なこととは?

女性をきれいに見せるのは心の内側、ピュアなハートだと思う。それと、童心を忘れないということも大切ね。後は身体を鍛えたり水分をとったり…。


そういえば、大のスポーツ愛好家だそうですね。

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小さい頃から、男の子みたいなおてんばな女の子だったからかな?今でもスポーツが大好き。ローラーブレードを学んだ時には、チームを組んでギネスの記録に挑戦したんですよ! 127人が一列に並んでリンクを5周するという(笑)。その時の記録は、めでたくギネスブックに認定されました。今年の夏にも新しいスポーツを始めたんです。フィンランド観光大使とフィンランド航空のイメージキャラクターを務めている縁で、北欧を訪れた時に、ノルディックフィットネスウォーキングを学んだんです。もともとは、クロスカントリー選手の夏季メニューとして開発されたとのことで、身体に負担をかけずに健康維持できるのが魅力的です。


また、あなた自身、かなり親日家だと聞いていますよ

年に1〜2回は日本へ旅行に行ってます。実は、最近も日本から帰ってきたばかりなんですよ。今では、一人地下鉄に乗って遊びに行ける様になりました。この前は、富士山の近くの温泉で一人旅を楽しんできたんです!仕事でも日本を2回訪れています。最初は、中国の黄建中監督と日本の佐藤純彌監督の合作ドラマ『世紀末の晩鐘』のロケで。もうひとつは、映画『歌舞伎町案内人』の撮影でした。実際に歌舞伎町の路上に立つフリーのガイド、李小牧さんの実話を基にした物語です。


言葉の通じない場所で一人旅できるなんてすごいですね!そんな日本滞在中で一番印象に残った出来事は?

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見るものすべてが新鮮でしたからね。どれをと言われると難しいな。その中で、最も感動した出来事といえば『歌舞伎町案内人』ロケのラストかな。「これで終わった〜」と思ったら、スタッフが「黄奕!もう1カットあるよ」って。考えてみたけど、どう考えても全部撮り終えてる。そしたらね。スタッフみんなが拍手で迎えてくれて、花束をプレゼントしてくれたんですよ。私みたいな外国人の女の子が、異国でもらったささやかな心遣い。とてもうれしくて温かかった。滞在中は違和感なく馴染めたし、その後、資生堂『URARA』のイメージキャラクターに選ばれたり、日本とは特別な縁を感じます。これからも日本についてもっと知っていきたいと思ってます。


貴重なお話をありがとうございました。最後に今後の予定と目標をお聞かせください。

日本のNHKで私の主演ドラマ『長恨歌』が放送されることになったそうです。中国の人気作家・王安憶の小説を映像化した作品で、1940年代にミス上海に選ばれて、数奇な運命を辿った伝説の美女を演じます。それから、主演映画『忠烈図』もまもなく公開されます。私が演じる「阿珠」は女刺客。演技は大変だったけど、かなりの自信作です。今後演じたい役は、文学青年然とした知的な女性かな?もしくはその反対で女の子女の子した役とか(笑)。いずれにせよ、女性の繊細な心と情熱を演じられれば、そして、中華圏にとどまらず、国際派女優として大きく飛躍できればと考えています。今後も応援ヨロシクお願いします!


このインタビュー記事は、『ウェネバー北京』による提供です。2007年2月号スペシャルインタビュー。


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