米企業が警告、中国の銀行がハッカー攻撃の標的に
アメリカ最大の情報セキュリティ企業SecureWorksはこのほど、中国の銀行業界がハッカーの標的になっていると警告した。金融システムを狙うハッカーの多くがロシアと東欧地区に集中しているものの、中国のハッカー数が急速に増えているという。
同社の報告によると、中国にはパソコン技術に精通した若者が大量におり、パソコンによる犯罪に対する法律が整っていないことから、一部の若者は金融機関のデータを不法に取得して金銭的な利益を得ていると指摘した。
2006年以降、銀行に対するハッカーの攻撃回数は81%も増加。06年6−12月に世界で起きた銀行システムのハッキング事件は、月平均808件だったが、07年1−6月には月平均1462件に増加している。世界の銀行のクレジットカードユーザーに対するハッキング事件も月平均1799件で、06年より1110件増加した。
ハッキング手段も進化しており、以前の迷惑メールをばらまく方法から、現在の主流はトロイの木馬になっているという。盗まれるデータは銀行の口座番号やクレジットカードの番号などが多く、同社は企業や個人ユーザーに対し、セキュリティを強化し、トロイの木馬の攻撃に注意するよう警告した。(編集担当:入澤可織)
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