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【書評】『いちばん買いたい!!中国株』

コラムV 2007/10/15(月) 18:36
書名:『いちばん買いたい!!中国株』
著者:阿部享士 (著)
出版社:廣済堂出版
価格:1680円(税込)

※上の書名をクリックすると本書をオンラインでご注文いただけます。(Amazon.co.jp)

  本書は好評を博した『絶対負けない!!中国株』につづく中国株のガイドブックで、主な銘柄は「主要10セクター&目玉銘柄」「中国株主要90銘柄最新業績予想表」「阿部享士が奨めるまだまだ儲かる中国株23銘柄」に収録されている。恒例の最強の袋とじは「阿部享士が特別推奨する中国株47銘柄」とボリューム満点で、すべての解説に現地の最新情報が織り込まれている。

  経済成長が停滞した日本に夢はない! そろそろ日本人も島国根性を捨て、投資資金だけでも海を渡らせるべきだと語るのは、著者の阿部享士さん。第4章「中国株投資の黄金法則」では「大切なお金を他人に丸投げするな!」と題して、日本の投信ブームに警鐘を鳴らす。日本の投資信託は投資家から資金を巻き上げる道具として駆使されてきた歴史があり、その典型が現在多くの投資家に支持されているライフスタイル型ファンドであると指摘する。そもそも他力本願の投信で資産が築けるわけがなく、リスク軽減のためにも相応の知識や努力、さらに信念が不可欠である。

  これが阿部さんの主張だが、中国株に限らず多くの投資家の敗因は市場に対する無知・無視・過信によるものだ。実践では「相場は相場に聞け」のセオリーを守りマーケットに対する集中力を高めるべきであり、本書では株価形成の要素を(1)企業業績、(2)銀行の金利、(3)需給、(4)市場心理の4つに分類し、銘柄解説の「業績動向と最新経営情報」にこれらの情報が網羅されている。

  この分析術が会得できれば勝率9割も夢ではない! 前作、前々作を読んで来た読者にとってはその比較研究が楽しく、ビギナーにとって分析力も身につく一冊に仕上がっている。(文:前野晴男)

※出版社の方へ:

  中国情報局で書評に取り上げてほしいという書籍がございましたら、御社名、ご担当者名、ご担当者のeメールアドレスなどを明記の上、こちらに記載のある住所(サーチナ本社)に、「中国情報局・書評担当」宛に見本をお送りください(この件に関するお電話でのお問い合わせはお受けできませんのでご遠慮ください)。編集部内で検討させていただきます。どのようなテーマでもかまいませんが、中国に関わる書籍に限ります。

  なお、お送りいただいたもの全てを書評として掲載するわけではございません。掲載の可否や基準などについての、お問合せには応じかねますので、ご連絡はご遠慮ください。掲載前の事前の連絡や原稿確認も行っておりません。ご了承下さい。また、読者プレゼントなどにご興味をお持ちの場合、その旨をあわせてお知らせください。


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