|
【地元証券診断】BYD:バフェットの株主入りを分析 |
【コラム】 2008/10/10(金) 23:40
|
◆比亜迪股フェン有限公司[香港上場、BYD(ビーワイディー)、01211]
「株の神様」と言われる米著名投資家ウォーレン・バフェットの投資会社であるバークシャー・ハザウェイの付属企業のミッド・アメリカン・エナジーが、先におよそ18億香港ドルで二次電池生産で世界のトップクラスに位置し、自動車業界へも進出するBYDの株式2億2500万株を1株当たり8香港ドルで取得した。今回購入した株式は発行済み株式数の10%に相当する。
バフェットの過去の投資成績は非常に優秀で、今回の同社への株主入りで投資家の信頼感が向上し、短期的な株価のパフォーマンスにも好影響を与えると思われる。ただし、同社の経営環境は非常に厳しい状況にあり、先の中間決算でも純利益は5億9600万元と前年同期から7%減少。純負債も昨年末の25億元から上半期には50億元に倍増している。
KGI証券でも、バフェットの株主入りで同社の融資能力が増強され、同社にとって有利とみている。ただし、収益見通しが不透明な現状において、現在の株価に対する同社の08年予想PERは、携帯電話業務のライバルである富士康国際控股有限公司[香港上場、富士康(フォックスコンインターナショナル)、02038]の8倍や小型自動車業務の吉利汽車控股有限公司[香港上場、吉利汽車(ジーリーキシャ)、00175]の6倍を上回る10倍となるため、投資妙味は薄いとの見方を示している。そのため同銘柄の深追いは禁物。バフェットに習い、購入額の8香港ドル付近まで下げるのを待ってから押し目を狙ってみるのも一手である。(9日終値:13.16香港ドル)。(資料提供:KGI証券)
【関連記事・情報】 ・
■この記事は(株)日本事業通信網のメールマガジン「奮闘!中国株 デイリーレポート」の一部を抜粋、編集したものです。 |
|
|