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【今日のブログ】日本人観光客のために臨時停車した汽車 |
【コラム】 Y!
2008/10/24(金) 10:06
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2008年8月22日、黒龍江省チチハル市から大連方面へ向かう汽車が、7名の日本人観光客の飛行機搭乗時間に間に合うよう、空港から最寄りで、尚且つ本来は停車する予定のない駅で臨時停車するという出来事があった。この出来事に対し、中国では賞賛の声ではなく、質疑の声が上がっているという。このブログは困っている人が日本人ではなく中国人であっても、果たして日本人に対するものと同様の対応があったかどうかを考察するものである。以下はその話題のブログより。 ---------------------------------------------------------- 新華ネットの報道によると、今年8月22日、黒龍江省チチハル市から大連方面へ向かう汽車が、7名の日本人観光客の飛行機搭乗時間に間に合うよう、空港から最寄りで、尚且つ本来は停車する予定のない駅で臨時停車するという出来事があった。さらに、汽車の乗務員は当地の警察に対し、日本人観光客を空港まで送り届けるよう連絡を取ったという。
関連写真:そのほかの中国で報道されている日本に関する写真
「日本人観光客に対する未然の配慮」という出来事がニュースとして報道された後、大多数の中国ネットユーザーからは賞賛の声ではなく、反対に質疑の声が上がった。汽車の緊急停車は前例がなかったわけではないが、それはあくまでも人命を救うためのものであった。
人々の質疑の声とは、「7名の日本人が、たかが飛行機の時間に間に合いそうもないという理由だけで、鉄道部門は規則を破って緊急停車した」ということであり、「もしも飛行機に乗り遅れそうなのが日本人ではなく、中国人であっても、鉄道部門は同じような措置を講じたであろうか」ということである。
ある人は「中国には人を助ける文化があり、日本人が困っているときに鉄道部門が助けたのもその文化に沿ったものだ」と言う。しかし、問題は汽車が日本人のためにわざわざ停車したということではなく、仮に困っていた人が中国人だったら、日本人に対する待遇と同じであったかということに尽きる。
答えは言わなくとも明白である。結論から言えば、今回、困っている人が中国人だったら、日本人と同様の待遇は得られなかったであろう。つい先日、汽車に乗車していた男性が、精神を病んでいるという理由で、テープで縛られた上で放置された挙句、死亡するという事件があったばかりでもある。
その後、日本に無事帰国した日本人観光客は感謝の手紙を送って来たと言う。手紙には「私たちのために本来停車する予定のない駅に汽車を臨時停車させ、私たちのために貴重な時間を割いて頂くということは、世界中のどの国を探しても出来ることではありません。」とあったそうである。
この手紙には日本人が誠意を込めて書いたものであろうが、中国人に対する風刺も含まれているように感じる。それは、「世界中のどの国を探しても出来ることではない」ということは、中国人ならば出来るということである。これは「弱い者には強く、強い者には弱い」という『特権思想』が深く根付いている中国ならではの出来事であるという意味とも取ることが出来るのだ。
この意味からいえば、少数の人のために臨時に停車したという出来事がもたらしたのは、人々からの賞賛ではなく、中国伝統の『特権思想』に対する批判であったのである。 -------------------------------------------------------------- (出典:蚌埠夏天&文摘空間BLOG意訳編集)
写真はイメージ。中国の汽車。(編集担当:畠山栄)
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