サンコーテクノの「あと基礎アンカー」は今期の重要案件の一つとして注力

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■今11年3月期業績予想は、営業・経常利益の大幅増益を見込む

  アンカーの最大手サンコーテクノ <3435> は、14日に今11年3月期連結業績予想を発表した。

  売上高143億円(前期比8.8%増)、営業利益3億300万円(同73.1%増)、経常利益2億3800万円(同35.6%増)、純利益1億円(同4.6%減)と増収、営業・経常利益の大幅増益を見込む。

  前期は、同社製品の販売先となる建設業界の落ち込みが大きく、公共投資の削減や、民間の建設・設備投資意欲の減退など非常に厳しい状況であった。

  しかし、4半期毎の売上高、営業利益の推移を見ると、第1四半期29億9800万円、△2億2100万円、第2四半期31億1600万円、3500万円、第3四半期32億5500万円、1億4200万円、第4四半期37億7400万円、1億3100万円と売上高は順調に伸びている。また、営業利益も第1四半期の赤字から第2四半期に黒字転換し、第3・第4四半期は共に1億円を超す利益を確保する等、最悪期は脱したと思われる。

  しかも、3月3日から5日までの3日間国際展示場で開催された「国際太陽電池展」に初めて設けられた「太陽発電システム施工展」に同社の新商品「あと基礎アンカー」を出展したところ、反響がかなりあったことから、今期の重要案件の一つとして注力している。

■ビル、マンションの屋上に設置する際に、「あと基礎アンカー」が、これまでのコンクリート基礎材にとって代わる

  「あと基礎アンカー」は太陽電池パネルを載せる架台を陸屋根に取り付けるアンカー。従来のセメントを使用した工法に比較すると大幅に工期短縮できることから、「あと基礎アンカー」は設備工事、防水メーカー等の関係者の間では画期的な商品として、注目を浴びた。3日間で展示ブースを訪れ名刺交換した人は600名超と同社の営業担当はこれまで以上に手応えを感じたという。しかも、太陽電池パネルを載せる架台だけではなく、空調機器の留め付けとしても使用できる等、ビル、マンションの屋上に設置する際に、「あと基礎アンカー」が、これまでのコンクリート基礎材にとって代わると予想されることから、オートアンカー同様、同社の主力商品となる。この他にも材料があるが、5月28日の決算説明会で発表されると思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)

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