三井不が急落、分譲、賃貸部門とも苦戦し1Q経常利益が大幅減少
三井不動産 <8801>が急落、一時56円安の1276円まで下げた。29日に発表した今2011年3月期第1四半期(10年4−6月期・1Q)連結経常利益が前年同期比55%減の130億円と大幅減益だったことが嫌気されている。分譲事業の売上高が大幅に減少したうえ、賃貸事業では既存オフィスビル空室率の上昇が響いた。
分譲事業の売上高は前年同期比31%減の591億円。前年同期の個人向け分譲戸数が例年以上に多かった反動に加え、収益性の高い大規模件数の比率が低下したことが響いた。分譲戸数は前年同期比470戸減の885戸、1戸当たり平均単価は5179万円と786万円低下した。また、オフィスビル賃貸事業では、新規及び通期稼働物件の収益寄与はあったものの、空室率の上昇が響き売上高は前年同期比4%弱減の1039億円にとどまった。
4月に1774円の年初来高値1774円を付けた後、上値が切り下がる展開が続いており、7月22日に1213円の年初来安値を付けたばかり。今週に入り1300円台を回復する場面が見られることから戻り待ちの売りなどが出ているようだ。(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
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