「生き地獄」の北朝鮮収容施設、生体実験など人権侵害が深刻=韓国

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  韓国の人権団体「北朝鮮人権改善の会」は20日、脱北者500人の証言を集めて作成した「北朝鮮教化所(日本の刑務所にあたる)の実態報告書」を発表した。同国メディアは相次いで報告書の内容を報道、インターネットでも想像を絶する北朝鮮の人権問題に関心が集まった。

■北朝鮮 - サーチナ・トピックス

  同報告書は「北朝鮮人権改善の会」が2008年から北朝鮮で教化所に収監された経験のある脱北者の証言を集め、それを元に北朝鮮の収容施設におけるすさまじい人権侵害の実態を明らかにした。

  労働教化所は通常罪の比較的重い者を収容する施設で、収容されると過酷な強制労働を強いられる。しかし、報告書によると受刑者の多くは軽い罪で収監されており、厳しい労役と栄養不足など劣悪な収監環境下に置かれ、刑を終える前に死亡するケースが多発しているという。その上、拷問や生体実験など、さまざまな人権侵害も深刻だと指摘。

  特に、女性受刑者は性的暴行や強制的な堕胎や乳児の遺棄などの被害を受けることも多く、それによる死傷者が続出していることが判明。

  韓国メディアは報告書の内容を引用した形で「『生き地獄』と呼ばれる北朝鮮の教化所の生活が知られて衝撃を与えている」、「人権侵害が想像を絶する」、「人権じゅうりんが深刻」と続々と報じた。

  一部メディアは「全巨里教化所は『生き地獄』、生きて出所したのは奇跡」、「死亡者が年間500人を越える」、「死体は裏山で燃やされ、その灰を肥料にしたら白菜がよく育った」などと語った被害者のなまなましい証言も併せて紹介した。(編集担当:金志秀)

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