データ復旧で失敗しない為に知っておきたい5つのポイント=データ復旧業界NO.1日本データテクノロジー

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  デジタルデータが身近なものになり、仕事ばかりでなく、家族の写真や子供の運動会のビデオなどプライベートでも、デジタル記録してパソコンに保存しておくことが当たり前になってきた。しかし、HDDは消耗品であり、3年以上使っているHDDは、常に障害の危険にさらされていることは、意外に知られていない。そして、HDDが壊れたとしても、その壊れたHDDから、元のデータを再現する技術があることを知っている人も少ない。復旧件数日本NO.1の実績(東京商工リサーチ調べ)を誇っている日本データテクノロジーのデータ復旧事業部技術チームの西原世栄氏は、「これからの時代は誰もが一生に一度は、壊れたHDDからどうしてもデータを復元してほしいと強く思う経験をするはず」という。そこで、転ばぬ先の杖として、「もし、データの復旧を依頼するなら」という仮定にたって、データ復旧会社の見分け方について詳しく聞いた。

――データ復旧サービスについて

  データ復旧とは文字通り、ハードディスク等の記憶媒体からデータを抽出するサービスであり、現在、日本には50社を超えるデータ復旧業者が存在しています。その中でも私共のように規模の大きい会社から、一人もしくは二人で運営している小規模な会社まであります。

  実際にサービスの内容ですが、全てではないのですが小規模で運営されている会社は技術力があまり高くなく、データを復旧するどころか、かえって症状を悪化させて返却されるというケースも多いと聞いています。やはりそういった会社だとサービスに関するトラブルが結構起きるようなので注意する必要は、少なからずあると言えます。

  しかし、実際にデータ復旧を依頼する際に、会社組織としてデータ復旧を提供しているのか、個人でデータ復旧を提供しているのかというところは、WEB等の雰囲気で見分けることは困難です。間違いなく言えることは、大規模で運営しているところ(復旧実績が多い)程、技術力は高いです。技術力を確かめる為には、必ず会社概要で従業員数や規模等を確認する必要はあると思います。また、小規模で運営している会社は、特徴として、復旧費用がとにかく安い。難易度の低い案件ならまだしも、HDDを開封するような難易度の高い案件を1件あたり数千円〜数万円で請け負うところがあります。

  例えば、心臓移植の手術にしても、難易度の高い手術がそんなに安いわけありませんよね。医療器具が揃っていなかったり、手術工程を省いた危険な手術だったりということは容易に想定できます。実際に治ればよいのですが、データ復旧は手術と似ているところがあり、このような技術力のない個人レベルの業者がHDDをあれこれと操作してしまうと復旧出来るはずのデータが取り返しのつかない事態になり兼ねないという事です。データ復旧のチャンスは一度しかないと考えて、データ復旧で失敗しない為に知っておきたい5つのポイントを覚えておいていただけたらと思います。

――データ復旧を失敗させない為にデータ復旧業者を見分けるポイントは?

(1)実績(復旧件数)――数多くのお客様から『信用・信頼』を得られているか
  まず、第一に調べてほしいのは「実績」です。具体的には、復旧件数を問い合わせてみるのが確実かもしれません。HDDは大容量化と共にすさまじく技術革新がなされています。復旧件数が少ない業者では、去年までの型は直せるが、今年のものは直せないということが多々あります。またその逆もあって古いHDDは対応できないという業者もあります。

  ですので、復旧の経験を積んでいるということは、技術力、スピードにも関わってきます。つまり、規模の大きさと技術は少なからず比例するものだと私は思います。そして、データ復旧は基本的に一発勝負だと思ってください。経験があまりないところに任せると、復旧できるはずのデータが二度と蘇らなくってしまう可能性もおおいにあります。最初から業界最高レベルの会社に依頼することが確実かと思います。出来るだけ昔の実績ではなく今の実績をみるようにして頂きたいですね。

(2)復旧スピード――緊急度が高いデータ等に迅速に対応してもらえるか
  次に「復旧までの期間」を質問してください。レアケースは別として3日以内で復旧できない業者は避けたほうが良いと思います。特に、物理障害(HDDが動かない)の場合は、部品がないと復旧ができないので、その部品在庫があるなしで、期間が大きく異なります。何日で復旧出来るかわからないという答えには、「復旧作業が難航している」という場合と、「交換する部品がない」というケースがあります。

  そもそも、部品を常に保有していないというのはデータ復旧業者では企業努力が足りていない証拠です。ですので、3日以内でデータ復旧できない業者は、信用できません。この点では、365日営業しているかというのも大事な要素になります。

(3)セキュリティ――重要な機密情報、個人情報を守る企業努力を行っているか
  そして、「セキュリティ」に、どれだけ配慮しているかも重要なポイントです。これを確かめるためには、作業現場を見学可能かどうかを質問してください。預けた大切なデータがネット上に漏洩したら最悪の事態になりかねません。企業の顧客情報や個人情報のデータが流出してしまうと、それだけで会社は社会的な信頼を失ってしまうので、法人としてデータ復旧を依頼される場合は、現場を見学することが重要です。また、個人情報の管理の基準としては「プライバシーマーク取得」が最低限の条件といえますが、やはり、復旧作業の現場を自分の目で確かめて、どのように情報流出を防いでいるのか?確認したほうが確実です。よく社内見学をセキュリティ上、お断りしている業者さんもありますが、普段からセキュリティに配慮していれば社内見学は出来るはずです。
繰り返しになりますが、ホームページだけですと本当にセキュリティ対策を行っているかどうかはわかりません。実際に見てみるほうが確実です。

(4)設備――高い復旧率を維持するための設備、環境は整っているのか
  「復旧設備」もポイントです。HDDの障害は、「物理障害」「論理障害」に分かれます。どちらとも高い技術力が必要になりますが、それと同時に高性能な設備が必要になります。モーターが壊れてHDDが動かない、データを読み取るヘッドの部分が壊れている等、物理障害のケースでは、HDDを開いて部品の交換をしますので、設備としてクリーンルーム等が必要になってきます。クリーンルームがある場合は、一般的にホームページに載せているはず。クリーンルームの設備がないのに、物理障害のHDDからデータを復旧しますと請け負うところには、データ復旧の依頼をお奨め出来ません、非常に危険です。

  当社では7対3くらいの割合で物理的な障害の方が多いです。ただし、当社の場合は難易度の高い物理障害が多く入庫されてくるため、実際の市場との比率が異なるかもしれません。全体の70%の物理障害に対応するため、設備には高額な投資を行っています。

(5)技術力――高い復旧率を誇るための技術力
  最後に「技術力」です。技術力は情報だけでは判りにくいのですが、各社が復旧事例については情報を開示していますので、ホームページ等で復旧実績については調べてみることが大事です。どこの業者でも自社の技術力を高いと表現しているため、実績を確認するのはデータ復旧サービスを受ける上で重要なポイントです。技術力はデータの取得率に直接影響します。やはり復旧率が高い業者に依頼をされるのが一番です。

  データ復旧は、一度行なってしまうと、再作業は難しいです。データ復旧は、「一度きり」と考えて、真剣に業者を選ぶことが重要です。最近、当社には他の業者で何回も復旧作業が行われたHDDが持ち込まれることが増えているのですが、最初に持ち込んでいただければ、もっとデータの取得量が増えるのに、と思うことが少なくありません。最後は、自分の目で作業現場を見ることが決め手になると思います。

――日本データテクノロジーのサービスレベルは?

  データ復旧実績は、東京商工リサーチの調査で、復旧件数日本NO.1という結果を頂いております。2位、3位の会社と圧倒的な差をつけているようです。

  また、データ復旧までの期間は、平均3日(2011年9月実績)です。難易度が高い案件が多い中、3日以内に復旧できるということは実際の技術力の表れだと思います。ですので、1週間以上かかることは、ほとんどありません。日夜、即日納品をめざして、技術力を磨いています。

  ちなみにデータの復旧率は、95.1%(2010年度実績)ですが、限りなく100%にしたいと真剣に考えています。そのために、社内で研究チームを作って、時には海外の技術者達と共同で最新のデータ復旧技術について研究しています。

  セキュリティ対策の面でも我々はかなり厳格に行っており、入退出は例外なく全員が金属ゲートをくぐっています。お預かりしたHDDを他の施設に持ち出したり、USB等の記録媒体を社内に持ち込むことが出来ないようにするためです。また、警備員は第三者機関に依頼し、監視カメラは24時間死角がないように配置し、データを持ち出すことが出来なくするように組織的に取り組んでいます。

  さらに、お客さま情報は、データ上でも番号で管理し、お客さまに伝える受付番号と合わせて2つのID番号を割り振ってお客様の名前や会社名が出てこない様に配慮しています。結果的に、情報漏えい等の事故はゼロなので、この水準を維持するようにしたいと思っています。

  我々は1秒でも早く、1つでも多くのデータを復旧することを使命としています。データ復旧は決して安いサービスではありません。データの重要性のことも考えると、とにかく一度は復旧現場を御自分の目で見られて、失敗することのないようにしてもらいたいです。(編集担当:風間浩)

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