尖閣に接近の台湾船、中国国旗「五星紅旗」掲げ、海に捨てる

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  中華保釣協会が漁船に乗り込んで尖閣諸島(沖縄県)に接近した事件で、同漁船は中国(中華人民共和国)の国旗、「五旗紅旗」を掲げていたことが分った。漁船は日本の海上保安庁の巡視船の「阻止の動き」を察知した後、「五旗紅旗」を海に捨てた。台湾の漁民の間では、「日本は、台湾漁船は厳しく取り締まるが、中国(大陸)漁船には及び腰」との見方が強く、中国国旗を掲げて尖閣諸島に接近する台湾漁船も多い。中国新聞社がなど報じた。

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  漁船「全家福」には中華保釣協会の3人が乗り組んで3日午後11時半ごろに台湾の新北市を出港。4日午前7時ごろに日本の巡視船に遭遇した。

  第11管区海上保安本部によると、「全家福」は午前7時過ぎに尖閣諸島・魚釣島付近の日本の領海内に入った。前後して台湾の巡視船4隻も日本の領海内に入った。

  台湾の「海巡署」によると、日本側は午前8時ごろ、「全家福」に乗り移っての捜査を要求したが、台湾の巡視船は阻止した。約1時間後、「全家福」は引き返し、台湾の巡視船は「全家福」につきそって警戒をつづけた。


  第11管区海上保安本部によると、4日午前7時過ぎ、台湾の活動家らが乗った船「全家福」が、尖閣諸島・魚釣島付近の日本の領海内に入り、島の周りを航行した。

  「全家福」は日本の領海に接近する際に、中国の国旗「五星紅旗」を掲げていた。尖閣諸島に接近する台湾漁船の間では「台湾船だと取り締まりが厳しい。中国船だと、日本側は強気に出ない」との認識があり、台湾船が中国国旗を掲げて尖閣諸島に近づくことも、珍しくないという。

  「全家福」は、海上保安庁の巡視船が持つ「日本の領海に入ることは許さない」との意志を察して、「中国国旗を掲げることが無意味になった」と判断し、海に捨てたと考えられる。

  中国新聞社は、台湾漁船が中国国旗を掲げた理由については、触れなかった。(編集担当:如月隼人)

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